奈良・三重・和歌山の旅(2010/8/6〜8)
〜大王崎-那智の大滝-谷瀬の吊り橋-高野山〜


INDEX(クリックするとジャンプします) 2日目
大王崎 / 海岸線を行く / 道の駅マンボウ / 道の駅ウミガメ /
那智の大滝 / 野猿 / 谷瀬の吊り橋 / 高野山

志摩周辺


6時23分、起床!今日も暑くなりそうな予感。ホテルから志摩市内を見たところ。


このホテルには朝食サービスがあって、例の一人で切り盛りしてそうなおばちゃんが部屋まで持ってきてくれるらしいのだが、既に出発支度していたのでフロント?で食べた。

まあ、フロントといってもこんな感じだけどね。
天気は快晴か・・・


昨日は暗かったけどこんな感じのホテル。
1階、2階は店舗かな?あまり使われてそうな感じもしなかったけど。ここから見ると泊まった部屋は最上階の左から3番目くらいかな。

↑これが志摩市役所らしい。
結構立派なもんだ(-.-)

↑さすがにパン一枚くらでは持たないので近くのコンビニで少々朝飯を買った。おにぎりとパンくらいだけどね。

志摩周辺を観光するほどの時間はないので、とりあえず大王崎くらいを押さえておこう。
(※写真のあたりをクリックしてください。)


大王崎

日本の灯台50選に選ばれて選ばれているらしい。
昭和以降は灯台のある風景などを好む画家が多く訪れたことから、1996年(平成8年)大王町(当時は志摩郡大王町)は「絵かきの町」を宣言したということで確かに奈良から女子高校生が美術部の合宿だといって8人ほどで来ていた。暑い中乙です。(-.-)




街(地域)としてはこじんまりしている。


千種掃雲あるいは小野竹喬なんだろうか・・・

今日も快晴

ある女子高生は真ん中になる建物を描いていた

一応港町なので鮮魚市場っぽい店もあります

まだ時間も早かったため、灯台の中にも入れず、店も開いていなかった。

時間帯が悪いのか、ちょっと逆光になってしまった
7時46分、次の目的地である那智の大滝方面に向けて出発。
海岸線を行く
さて、移動時間短縮の方法としては伊勢自動車道から紀勢自動車道を経由して紀勢大内山ICまで行く経路があるが
そうなるとまた伊勢まで戻ることになる。やっぱ戻るのはちょっともったいないので新たは発見を求めて海岸線を走ることにした。


【途中1:南張海浜公園】



ここはサーファーにとってはいい場所っぽい。
他の場所では海風があまり感じられなかったので、
地形的に風や波が適度にあって絶好のサーフィン場所になっているようだ。


【途中2:度会郡南伊勢町宿浦】

ちょっと高台になり、結構いい感じのところだったので少し止まってみた。
しかし、走っていくとだいたいこんな風景が続くのだった。(-.-)



【途中3:度会郡南伊勢町木谷】

一応これがメインの国道260号線なんですが、時々こんな細い道もあります。(-.-)

道の駅・紀伊長島マンボウ
10時20分。ちょっと休憩がてら道の駅・紀伊長島マンボウに立ち寄った。
ここは道の駅でもかなり賑わっているほうだ。

久しぶりの休憩だ!


何かうまそうなにおいがすると思いきや、「マンボウ」と「鮫」の串焼きが売られていた。
土日限定ということもあり、ちょっと試食してみよう。


↑「鮫」は上で「マンボウの串焼き」が下。両方ともシンプルに塩味にしてみた。
「鮫」は食感、味ともに鮪に似ている。
「マンボウ」はちょっとコリコリという歯ごたえがあり、今まで食べたことのない食感である。
味もあっさり系でかなりうまい。この辺ではマンボウが魚屋に売っているのかなぁ。


ライダーもちらりほらり見かけるようになってきた


道の駅・ウミガメ


12時30分
マンボウに味をしめて、今度はウミガメでも食えるのか?って思って入ってみた。

ウミガメは泳いでいたが、やはり食べられなかった。
当たり前か、あまり食べるところないし・・・・
←動画


那智の大滝

13時36分、那智の大滝に到着。



まず、滝に近づくには階段を100mほど下りていく。どんどん水が落ちる音が大きくなってくる。


すごいぞ落差133m!かなりの迫力だ。マイナスイオンいっぱい。
これぞ「滝」といったきれいな滝である。能勢の滝とはスケールが違うなぁ


御炊きあげ、1本\500。
特にこれといってなかったのでパス

さらにここから滝の近く「お滝拝所(滝つぼ近く)まで行くのになぜか\300かかる。ここでも商売か(;´_`;)

さて、よくある寺の横に滝が写っている風景を探してみることにした。
いったん戻って今度はあがっていく必要があるようだ。

この階段の上に寺、神社境内があるようだ。

途中はこんな感じ。

↑ここに見えるのがよく滝と一緒に写っている建物。さて、どこから撮っているんだろう・・・

それが結構距離があってしんどい・・・
あとで気づいたことだけど、上に駐車場があって、そこまでバイクで乗り入れることも可能だった。
┐(´〜`;)┌

さらに上に境内がありそうなので行ってみた。

なかなか奥が広いぞ

振り返るとこんな感じに見えました。
ちょっと離れすぎたかな

なんかすごいパワーを感じますね。

樟(クス)。齢約800年。27m、幹周り約8.5m。
熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟として伝えられています。

青岸渡寺。


那智大社。青岸渡寺に隣接する。
こんなに真横に大きな寺と神社があるのも珍しい。

大きな樟の上の方。見事な枝振り。
この木はすごいです。

近くの店の人の教えてもらい、いつもの写真を撮影。どうもイメージしているところと違った。
(-.-)
←備長炭入り、那智黒入りのアイスクリーム。
那智黒飴の味もした。
そう言えば「那智黒」って20年前に「那智黒飴」という言葉だけ覚えていた。
那智の名物は「那智黒飴」?
備長炭の味と効能がいまいちわかりませんでしたけど(^^ゞ

14時30分、高野山に向けて出発だ

野猿
国道168号を経由して途中「野猿」に向かう。


その途中道路脇に「十二滝」という滝があった。この滝もわりと落差は80mとも100mともいわれており十分な高さがありますが水量は多くなく、物静かな印象です。十津川村の七色、和歌山県との県境から約2kmほどの場所にあります。



人力ロープウェイ「野猿(やえん)」。十津川村特有の「人力ロープウェイ」。
両岸から川の上に張ったワイヤーロープで吊り下げられた「やかた」に乗り、自力で引き綱をたぐり寄せて進みます。猿が木のつるを伝って行く様子に似ている事からこの名がつけられたという。
距離にして約50mほどです。昔は村内各地で交通手段として利用されてきた。向こう岸になにがあるかわからないけど今では保存的な目的で設置されているのだろう。アトラクション的な感じかな。観光客で賑わっているようなことかかれているけど、誰もいなくて寂しいかった。(;´_`;)
16時22分、この先の道のりはまだ長いので残念ながら野猿を試すことができなかった。
先を急ごう・・・

谷瀬の吊り橋
17時11分。バイクを走らせ約50分。わりと距離があったなと思った。
日本一長い吊り橋で有名な「谷瀬の吊り橋」。
上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。
今も生活用として使用されているようですが、休みになるとやはり観光客だらけになりますね。

「20人以上一度に渡らないでください」との注意書きがあったけど、かなり一度に渡っていましたね。大丈夫?




橋の下の河原ではキャンプをする人が多くいた。


高野山

国道168号線から途中県道53号線(高野天川選)に入り高野山を目指す。が、ナビ(NV-U35)が変なのか道がわかりにくいのか、この分岐のところで少し迷った。どうもこのナビ、コースが同じならなるべく大きな道を行けばいいのにすぐに脇道っていうか、少しでも最短と判断すると細い道に誘導される。┐(´〜`;)┌
このときも細い道を走ったけど、あとからみるとそのまま大きな道を進んで行けば同じ所に出てくるのだった。なんかこういうところで時間の細かいロスがある。ナビって結局なるべく最短コースで誘導するけど、このときあまり高低差を考慮しないですね。
平面で見ると近くに見えるけど、峠をこえて山の上を走行することになりました。


県道53号線。登っていくぞ・・・

まだまだ登る。

気がつけば山の上の方を走っている。(-.-)


ウワー、こんなところだったらもっと昼間に走らせておくれよー(;´_`;) このとき、18時10分でした




おお、なんとか看板が出てきてちょっとほっとした。(;´_`;)

18時56分、今日の宿泊場所である高野山YHに到着。YHなので門限が早い(19:00)。\3960/泊。高野山には普通の観光ホテルというのが少なくほとんど宿坊がその役目を果たしている。従って、ホテル案内ではなく「宿坊案内場」がある。夏休みのこのシーズン、大学あるいは高校の合宿で利用されることがおおいのか、それらしい学生が多かった。


このYHも寺の名前がついていたけど、本当の寺って感じではなく、民宿的な感じでした。


この日は3組くらい利用していた。隣にはフランス人2名が泊まっていたようです。σ(^^)はこの部屋を一人で使いました。YHなので、利用する人が多いと相部屋になることもありますね。
←もう、日が暮れてしまったので、寺巡りは明日にしましたが、ライトアップされているとのことでちょっと近くを散策してみました。

↑ここはいい感じですね。まあ、ここくらいですけどね。
そう言えばまだ晩飯を食っていなかったなぁ・・・


ってことで、飯屋を探していて、「おお、ここは居酒屋か」って思ったが、実はここは地蔵寺だった。(;´_`;)でも、こんな風格な居酒屋ってありますよねぇ〜。


この時間になるとここくらいしか開いていない。
普通の中華飯屋

そしてカツ丼と餃子。
またしてもご当地料理には遠い・・・(;´_`;)



ちなみに、コンビニもありました。
若い修行僧が酒を買いに来てました。(^^ゞ

明日も早いので風呂入ってとっとと寝ました。(^^ゞ


2日目:思ったより長かったかも。走行距離:360km
お疲れ様でした。\(^_^)/

3日目につづく

ここで掲載していないその他写真
那智の滝と高野山