Lite VNA

2024.9.7

意外に使えるLiteVNA

以前買っていた簡易のネットワークアナライザ、Lite VNAを開封してみた。
取り合えずなんとなく動かしてみたけど、結構これ、使える感じ。
アジレントやアドバンテストのような本機の測定器ほど、性能が劣るにせよ、
周波数も50kHz~6.3GHzなのでホンマに範囲を測定できるの出ればコスパサイコー!
これがamazoneで\33,999程度なので、本物測定器の約1/100程度の価格。しかも本物測定器はそれなりにサイズもあるし、ネットワークアナライザはRFの測定器としては必要なものだけど、使用頻度からすると本物測定器は大きすぎる。
それと比較してそこそこ使えて持ち運びもでき、USB給電で使えるのデバイス進歩の恩恵はすさまじい。

LiteVNA

せっかくなので、今後はこれを活用していきたいと思っています。
ネットワークアナライザは測定の最初にキャリブレーションが必要であり、そのDUTの測定開始までに測定系のキャリブレーションを行う必要がある。そのキャリブレションキットはコネクタも「キャップ」みたいなもので小さいため、紛失を防ぎ収納の使い勝手がよなるように専用ケースをつくってみます。

百均で\220のケースのベースとなるもの入手する。内部の仕切りはすべてカットしておく。
VNAを安定よく収納するためのベースをTPUを使用して造形する
RADECHのシール貼って完了!
3Dプリンタではめ込み枠を作成

ベースとなるモデルファイル(stl)は以下に置いておきます。

ちょっと測定してみる

近くにあったWiFiアンテナを測定してみました。

試しに近くあったWiFiアンテナのS11をスミスチャートとSWRで表示してみた。
高価なネットワークアナライザと同じ感覚で使えてそれっぽく測定されている。
すばらしい!アジレントのネットワークアナライザを中古で買おうとしたけど、これで十分やな。

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